今日はティフトン419の生産圃場の様子を紹介します。撮影は昨日(11月4日)の午前11時頃です。
那須地方の生産圃場周辺では、朝晩の冷え込みが厳しくなり、霜が降りるようになってきました。暖地型芝であるティフトン419の緑もそろそろ見納めかなと生産圃場に行ってみたのですが、春に苗をまき養生していた畑は、驚くほど緑を保っていました(1、2枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
しかし、葉先が紅葉し始めていますので(3、4枚目)、退色はもはや時間の問題と思われます。
一方、5、6枚目の切り出し時期が遅かった畑は、だいぶ退色が進み、茶色くなってきました。
緑が残ったところの紅葉も、先ほどの畑より進んでいます(7、8枚目)。
9、10枚目は、切り出し跡の様子です。
切ったところは生育適期であれば回復するのですが、さすがにこの時期はそのまま休眠してしまうようで、白い冬の色となっています。ティフトンはきれいに色が抜けて白くなるので、冬枯れした芝生の美しさもなかなかのものです。
撮影日の黒磯地域気象観測所 (アメダス)データ
最高気温:14.2
最低気温:1.4
日降水量:0.0
日照時間:9.9
最大風速:3.2