今日はベントグラス(品種名:DC-1)の生産圃場を紹介します。撮影は5月14日の午前11時頃です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
いよいよ5月20日から、この畑のベントグラスの出荷が始まります。品種名はDC-1で、最新世代のベントグラスです。世界初の日米共同開発品種で、日本のゴルフコースに最適化した新品種とのこと(※種苗会社のwebサイトより)。種を撒いたのは昨年の春で、現在1~5枚目のような仕上がり具合です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
今は連休と雨の影響で少し葉先が長くなっていますが、これから刈り込むことで、よりゴルフ場のグリーンに近い状態になるのではないかと思います。
6枚目からは、今年の春に播種をしたDC-1の畑の様子です。わずか2ヶ月で、畑をほぼ全面覆ってしまいました(6、7枚目)。
とはいえ、近寄ってみると、まばらなところもまだあって、そこではベントグラスのほふく茎を見ることができます(8~10枚目)。
一般の方がベントグラスを目にするのは、ほぼゴルフ場のグリーンに限られるのではないかと思いますが、当然そこは密な芝を低く刈り込んであり、地上部のほふく茎を見ることはまず無いでしょう。当社の生産圃場でも、見られるのは生育初期だけで、刈り込み回数を重ねて目砂を散布する頃には、ほとんど見られなくなります。