今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は昨日(5月1日)の午後2時頃です。この生産圃場には6面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
長らくゴルフ場グリーン用の標準品種として愛されてきたベントグラス・ペンクロスですが、種子の入手が困難となってしまいました。そのため当社では、後継品として世代の新しいベントグラス2品種をテスト栽培していました。
ひとつは、PC2.0(ピーシーニーテンゼロ)という品種で、ペンクロスに慣れ親しんだ方にも違和感のない、扱いやすいベントグラス。そしてもうひとつは、特徴的な青緑色をもつ、ベントグラスで最も葉色が濃い品種、NIGHTLIFE(ナイトライフ)です。いずれも黒土仕様で生産しており、すでに出荷中のPC2.0から少し遅れて、NIGHTLIFEも先日出荷開始となりました。
今回の1~7枚目は、最新のNIGHTLIFEの様子です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
2品種とも、今のところ若干在庫があるとのことですので、ご検討いただければ幸いです。
8~10枚目は、今年の3/27に播種をしたDC-1の畑の様子です。
8枚目の通り、この畑の南側は竹林となっていますが、この時期になると畔を抜けて侵入してくる者があります。それは、9、10枚目のタケノコです。
頭を出した際に周囲の土が盛り上がり、まだヒョロヒョロのDC-1を押しのけてしまっています。このタケノコはサイズ的にまだ生えたてですが、放っておくとぐんぐん伸びるので、早めに処理しなければなりませんね。
それでは皆さま、良い連休をお過ごしください。