今日はベントグラスの様子を紹介します。撮影は昨日(4月30日)の午前10時半頃~です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
生産圃場の管理事務所で、裏の畑に種を撒くという情報を入手しました。これはチャンスと慌てて撮影に向かった畑では、スタッフ達が軽トラックから、種子が入ったプラスチックのペール缶と、水色の機械を下ろしているところでした(1枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
この機械、上部が開口していて下部には回せそうなレバーがあり、そして全体が水色と、かき氷機にしか見えませんが、実はこれが種を撒く散粒機です。
今回撒くのはベントグラス(品種名:DC-1)の種子です。散粒機に、ペール缶からDC-1の種子を入れます(2枚目)。
種子がいっぺんに出たり風で飛び散ったりしないよう、慎重に作業しています。若干こぼれたようですが、無事タンクを種子で満たせました(3、4枚目)。
5~8枚目は、播種作業の様子です。
スタッフが散粒機を前抱えし、下部のレバーを回して種子を撒きながら畑を往復しています。地味な作業ではありますが、種子が散粒機のレバーと連動して回るスプレッダーディスクによって広範囲に拡散するさまは、なかなか見ごたえがあります。
9、10枚目は、畑に撒かれたDC-1の種子です。
このままでは、風で飛んだり雨で流されたり鳥の餌になったりする上に発芽率もよろしくないので、後で土に混ぜ込む作業を行います。