今日はベントグラスの様子を紹介します。撮影は4月9日の午前10時半頃~です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
管理事務所を訪れてみると、裏の畑でベントグラス(品種名:DC-1)の刈り込みを行っていました(1枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
ベテランスタッフが乗用3連モアを駆り、畑にはみるみるゼブラ模様(芝刈り機の進行方向に芝が寝るため、往復すると光の反射に違いが出て、互い違いの縞模のように見えることをシマウマの毛並みに例えて)が出来上がっていきます(2、3枚目)。
刈り込みが終わると、次は目砂散布です。ホイールローダーで目砂散布機に砂を積み込み、DC-1の上に撒いていきます(4~6枚目)
当社でサンド仕様のベントグラスを生産する際は、土に種を撒き、発芽後ある程度育ってから目砂散布を繰り返して砂の層を作っています。この畑もすでにかなりの回数目砂を入れていますので、だいぶ層が厚くなっているはずです。今回も砂をしっかり撒いたようで、DC-1の葉が半分くらい隠れています(7枚目)。
この生産圃場には現在出荷中の畑もあり、今日は朝一番に切り出しを行いました。配送トラックへの積み込みは午後なので、畑にはパレットに積まれたロール芝の山が置いてあります。そこにスプレーヤー(乗用液剤散布機)がやって来て、何かを噴霧し始めました(8枚目)。
今日は好天なれど風強く湿度も低いため、乾燥しないように水をかけているようです。
9、10枚目がDC-1のロール芝です。
みつしりと生えた根が細かい砂を抱え込み、層を維持しています。