今日はベントグラスの様子を紹介します。撮影は3月4日の午前11時頃です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
生産圃場の管理事務所を訪れてみると、裏手にあるベントグラスの畑に掛けてあった保温シートが外されていました。ここのところ寒い日続きであまり意識していませんでしたが、もう3月なんですね。昼間が伸びて日射も強くなってきたので、もう保温シートは必要なさそうです。
1枚目は、一昨年秋に播種をしたベントグラスの畑から北西の男鹿山塊方向を撮影した写真です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
シートが掛けられていたベントグラスは青々としていて、雪を被った男鹿山塊や葉が落ちた木々が冬を演出していなければ、もっと先の季節かと思いそうです。
こちらのベントグラスも出荷の予定が入っているようで、畑には筋線(切り出す前に予めソッドの大きさ(長辺の長さ=170cm)に合わせて芝生入れた切れ込み)が入っています(2~4)枚目。
4枚目の手前から見て、水平に170cm間隔で筋線が入っており、ここを幅30cmの芝切用の機械で垂直に切って行けば、長さ170cm幅30cmのソッドの出来上がりです。それをクルクルと丸めたのがロール芝です。
筋線入れで盛り上がった部分を撮影したのが5枚目です。
サンド仕様ですので、しっかりとした砂の床土となっています。
6~8枚目は、現在出荷中のベントグラス(品種名:DC-1)の様子です。
昨日降った雪が解け、その名残りの大きな水滴が多数ありました。これだけ大きい水滴だと、上から透けて見える葉が、拡大されたり湾曲してたりしていて面白いですね。
9、10枚目は、昨年春に播種をしたDC-1の畑です。
こちらの畑にはシートを掛けていませんでしたので、生産圃場の気象条件による自然な葉色となっています。2/7投稿分の撮影時と比べ、緑の部分が少し増えてきたように見えます。