今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は10月9日の午後2時頃です。この生産圃場には6面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
昨日から降り続いていた雨も、午後になってだいぶ弱まり、ときおり止むようになってきました。つい先日から出荷が始まったベントグラス(品種名:962[きゅうろくに])は、程よい気温とたっぷりの雨で、晩夏の時よりも青々としているように見えました(1~3枚目)。
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しばらくすると、ソッドハーベスター(大型の芝を切る機械)と、軽トラック、軽ワゴンに分乗したスタッフたちが、続々と畑に集まってきました。どうやらこれから芝の切り出しを行うようです(4、5枚目)。
ソッドハーベスターには、切り出した芝を後部の荷台まで運び、終端で丸めて出してくれるコンベアーが付いているのですが、この畑の962は砂を入れたサンド仕様で床土が柔らかいため、コンベアーは使わず人力で丸めてパレットに積み上げています(6~8枚目)。
9、10枚目が、パレットに積まれたロール芝です。
雨で湿っていて、晴れた日に見るロール芝よりも砂の色が濃く、そのぶん芝の緑が引き立って見えました。
撮影日の黒磯地域気象観測所 (アメダス)データ
最高気温:15.4
最低気温:9.7
日降水量:12.0
日照時間:0.0
最大風速:6.1