今日はセンチピードグラスの生産圃場を紹介します。撮影は5月29日の午前10時頃です。
ひどい悪天候だった昨日から一夜明けた今日、那須地方の空気は、この時期としてはとても澄んでいました。そのおかげで、青い空、白い雲、緑の芝生が一層映えて見えます(1、2枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
午前中なのにすっかり高くなった太陽を背にしてセンチピードグラスを見てみると、なにやらシルバーがかっています(3、4枚目)。
どうやら、つるっとした葉の表面で陽光が反射し、シルバーがかって見えているようです(5枚目)。
さて、今日センチピードグラスの生産圃場を訪れた理由は、そろそろ出て来る頃合いだろうとあたりを付けたからです。わくわくしながら畑の縁に回ってみると、探すまでもなく見つかりました。センチピードグラスのほふく茎です(6~9枚目)。
センチピードグラス(ムカデシバ)の名の通り、ほふく茎はムカデのようにうねっていて、葉がその足のように横から出ています。とはいえ、ムカデの足は対になっていますが、センチピードグラスのほうは互い違いに出ていますね。それでもムカデっぽく見えるのは間違いなく、上手く色でも塗れば悪戯にも使えそうです。
今日の時点では、10枚目のようなまだ若いほふく茎が多く見られました。
これらが伸びて地面を覆っていくさまを、いずれ紹介できればいいなと思っています。