今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は3月28日の午前11時頃です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
昨年の3月9日に播種をしたベントグラス(品種名:DC-1)の畑の端に、砂の山が出来ていました(1枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
この畑の目砂散布用に購入したもののようです。
当社のサンド仕様のベントグラスは、土の上に種を撒き、ある程度生長してから目砂散布を繰り返して砂の層を作っていく、という手法を採っています。この畑のDC-1は播種から1年経っていますので、いよいよ本格的に砂を入れて仕上げる段階に入ったのでしょう。芝の上を見てみると、撒かれた砂の状態がまだ不均一ですので、擦り込み作業はこれから行うようです(2~4枚目)。
対して、隣にある昨年の10月中旬に播種をしたベントグラスの畑はというと、生長もまばらで色も茶色く見える部分が多い状態です(5枚目)。
アップで見てみると、好きに伸びているなという感じがします(6枚目)。
しかし、一部の葉先に刈り込みの跡が見られます。長く伸びたところを一気に短く刈り込むと枯れてしまうことがあるので、生長中の若い芝でも、草丈のコントロールは必要になってきます(7、8枚目)。
9、10枚目は、今年の3月15日に播種をしたDC-1の畑です。
綺麗に整地されていますね。近寄って探してみたのですが、残念ながらまだ芽は出ていないようです。この先気温が上がるようなので、来週には発芽のご報告ができるかもしれません。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。