今日はセンチピードグラスの生産圃場を紹介します。撮影は11月29日の午前11時~昼頃にかけてです。
赤みがかった枯れ色のセンチピードグラスの畑にスタッフがずらりと並び、ソットハーベスターが前を通過する度に、切り出された芝を丸めていきます。畑にはロール芝が積まれたパレットが並び、フィルムラッピングされて出荷を待っています。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
全面茶色く見えるセンチピードグラスの畑ですが、ロール芝には半分くらい緑が混じっているように見えます。どうやら表面の葉がシートのような役割をしていて、下の葉は緑を保っているようです。
昨日の投稿でベントグラスの根を紹介しましたので、今日はセンチピードグラスの根を撮影してきました(8、9枚目)。
繊細で密に生えるベントグラスの根に対し、センチピードグラスのほうは太く節くれだっていて、まるで樹木の根のようです。根の数が少なく土が保持されにくいため、ソッドハーベスターのコンベアを使うと土が落ちてしまうので、センチピードグラスの出荷は毎回手で丸めています。
10枚目は、隣の敷地のウシとヒツジです。人が大勢いるのが物珍しいのか、じっとこちらを見ていました。