今日はセンチピードグラスの生産圃場を紹介します。撮影は9月19日の午前11時頃です。
1枚目は、今年の5月26日に播種をした畑です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
4ヶ月弱で、立派な芝生に育ちました。大きな雑草も取り除かれており、10月からの出荷開始に向けて、着実に仕上がってきています。刈り込みも最近行ったようで、葉先も揃っていました(2枚目)。
1、2枚目で紹介した畑の東側には、現在出荷中のエリアを挟んで、今年の6月20日に播種をした畑があります。そちらの様子はどうかというと、3枚目のように結構モサモサしています。
目線を下げて良く見てみると、芝の葉とは違うモノが所々から伸びています。どうやら、センチピードグラスの穂のようです(4枚目)。
その穂をアップで撮影したのが、5、6枚目です。
ノシバのように赤くなるわけでもなく、ティフトンのように分かれて広がるわけでもなく、センチピードグラスの穂は実に慎ましく、芝生の景観をさほど損ねていません。
さらによく見てみると、その先に白色と紫色の小さい何かがある穂がありました(7~9枚目)。
もしやセンチピードグラスの花かなと思い、会社に戻ってから調べてみたのですが、ほとんど情報が無く、断定には至りませんでした。こちらも慎ましく健気な感じで、なんだか応援したくなりますね。
良い写真も撮れたし、そろそろ帰ろうかと支度をしていたところ、男性スタッフが2名、圃場にやって来ました(10枚目)。
聞けばこれから、くだんの畑の刈り込み作業を行うとのこと。その準備の様子を写真に収めたのち、幾ばくかの寂寥感を覚えつつ、圃場を離れました。