今日はティフトン芝の生産圃場を紹介します。撮影は9月7日の午前11時すぎです。
朝のうちは、すっきりと晴れた空にすじ雲やうろこ雲が浮かび、秋の気配を感じさせる爽やかさだったのですが、その後はいつも通り気温が上がり始め、圃場に到着した11時頃には、薄曇りながらも汗ばむ暑さとなっていました。
1枚目は圃場から見える男鹿山塊、2枚目は那須岳です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
どちらも上空には大きな雲があり、那須岳の方は山頂付近を覆ってしまっていました。
3、4枚目は、現在出荷中のティフトン芝の様子です。
細い葉が密に茂り、優しい感じがしますが、じつはこのティフトン芝、擦り切れなどからの回復力が強いため、サッカー場や競技場で良く使用されています。他にも、校庭緑化やドッグランなどでの引き合いもありますし、お庭の芝生としてご注文いただくこともあります。
ティフトン芝の張芝の適期は春~秋ですが、真夏は根付くまでの水やりが大変ですし、秋は地域にもよりますが9月末くらいまでに張芝を終えないと、根付く前に休眠となってしまう可能性があるため、やはり春に行うのが無難でしょう。
5枚目から8枚目は、ティフトン芝の切り出し跡の写真です。
この畑の切り出しの様子は、8月25日に紹介していますが、それからわずか2週間で、切り出し跡はかなり緑が多くなってきました。まだタイヤ痕の残る地面から次々と芽を出し、茎を伸ばしています(7、8枚目)。
最後は圃場の南側にある栗の木です。最近、トゲトゲのイガが目立つようになってきました。
今年はずっと暑かったため、いまいち季節の移り変わりを実感できないところがありましたが、空や植物などから少しずつ感じられるようになってきた気がします。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、良い週末をお過ごしください。