今日はティフトン芝の生産圃場を紹介します。撮影は8月2日の午前8時半頃です。昨日8月1日、やっと生産圃場に雨が降りました。
圃場に一番近いアメダス黒磯観測所のデータでは、7月21日から無降水だったので、11日ぶりということになります。これで芝たちも一息つけたのではないでしょうか。もっとも、本日紹介するティフトン芝は暖地型の芝で、暑い中でもぐんぐん横へ上へと広がっていきます。
1枚目はこの畑の出荷可能なところを、2、3枚目は切り出し跡も入れて撮影してみました(手前側もしくは左側ほど古い切り出し跡です)。切り出し始めは今年の2月4日ですので、冬の間休眠しているティフトン芝は、根だけで春を待っていたのでしょう。そして、暖かくなってから芽吹いて茎を伸ばし、今や遠目には、いっぱしの芝生に見えるほどに育ちました。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
逆に4、5枚目は、最も新しい7月中旬に切り出した部分を手前側にした写真です。太陽からの光の向きが逆なので、黄緑がかって見えますが、同じ畑です。ご覧の通り、わずか半月ほどで切り出し跡の3~5割を緑が覆っています。ティフトン芝は葉が細くて回復力が強いので、擦り切れやすいところにもってこいなのですが、慣れるまではその旺盛さに手を焼くかもしれません。
もちろん、放っておけば他の芝同様、モサモサになってしまいます(6枚目)。
そろそろ帰ろうと、乗って来た車に向かって歩いていると、畑がキラキラしているように見えました。どうやら、降りた朝露がまだ残っていて、光が反射しているようです。その様子を撮影したのが7枚目から9枚目です。いつもより早めに来たおかげで見られましたので、三文の徳といったところでしょうか。