今日は出荷中のクリーピングベントグラス(品種名:シャーク)の畑とボタンクサギの写真です。今朝は秋を思わせるような涼しさでしたが、これも東北や北陸に大雨をもたらした低気圧の影響なのでしょうか。
朝方まで降った雨で畑のベントグラスはしっとりと濡れていて、その佇まいが今日の気温や湿度にとても似合っているように思いました。
この冷たい湿気を含んだような畑の空気感を少しでもお伝えできればと、今日はいつもよりボケ量にこだわって撮影してみました。
1枚目から6枚目がその写真です。多少なりとも伝わりましたでしょうか。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
7枚目から10枚目はこの畑に来る途中に見つけたボタンクサギです。
園芸種なのでどこからか逸出してきたのでしょう。杉林の林縁で雑草に交じってピンク色を花を咲かせていました。
7枚目がボタンクサギの蕾ですが、こちらは紅色とマゼンタを混ぜたような鮮やかな色合いです。
8枚目が咲き始めた花序で、9枚目が満開となった花序です。そして、10枚目がその花のアップです。
花は全体にピンク色といった感じですが、よく見ると花弁にはそれぞれ濃淡があって、雄しべの先(葯)は赤紫に近いピンク色です。
このボタンクサギは咲き始めに雄しべを出し、その後に雌しべを出すそうですが、10枚目を見るとまだ雄しべの段階(雄性期)のようですね。
これからどう変わるのか、お盆休み前にでももう一度、観察してみたいと思います。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。