昨日はケンタッキーブルーグラスの切り出し作業をご紹介しましたが、今日はその後編です。1枚目から6枚目までがこの作業の様子を撮影したものです。
除雪後にシートをめくり、いよいよソッドハーベスターの出番となりました(1枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
2枚目は芝を切るカッター部分を入れて撮影したものですが、機械の影でよく見えませんね。こちらはまたの機会にでも。
当社のソッドハーベスターは芝を切って丸めるまでの作業はしてくれますが、その後はスタッフによる手作業になります。
昨日はソッドハーベスターの運転者1名のほか、コンベアから出てきたロール状のソッドを確認して渡す作業に1名、受け取ったソッドをパレットに並べる作業に1名がついていました(3枚目、4枚目)。
4枚目にはスタッフの足元に無造作に置かれたロールが写っていますが、こちらはどうやら不合格となったもののようです。
5枚目は荷台のパレットに積まれたケンタッキーブルーグラスのソッドです。
これだけを見ると、とても雪の下から出てきた芝とは思えませんね。
切り出しが終わったら、再びシートを掛けてしっかりと防寒を行います(6枚目)。
以上が昨日の切り出し作業のご紹介です。
最後の2枚は先月の投稿でご紹介したアオハダの実のその後です。
12月17日に調整池そばに自生するアオハダの実をご紹介しましたが、今もまだ赤い実が残っているのかを確認に行きました。
7枚目が青空をバックに撮影した昨日のアオハダの枝ですが、あれだけあった赤い実は一つも無く、黒ずんだ果柄が枝先に残るのみでした。
鳥が食べ尽くしたとも考えられないので、おそらく年末年始の風雪で全て落ちてしまったのかと思われます。
根元を確認すると、雪と幹のすき間にあの赤く熟した実が落ちていました(8枚目)。おそらく雪の下にはたくさんの実があるのでしょう。
よく見ると、すでに果肉がなくなって、中の核(ウメやモモでいう“種”の部分)が露出したものも確認できます(赤い実の周りにある薄い黄褐色の粒が核です)。
アオハダは一つの果実に4~5個の核が入っているそうなので、あの赤い実の数からして、相当な数の種子を落としているようです。一体、その内のいくつが発芽できるのでしょうか。興味が尽きませんね。
それでは今週はこの辺で。皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。