今日、明日は撮影ができそうになかったので、昨日の内に二日分の写真を撮影しておきました。今日はその内のクリーピングベントグラス(品種名:シャーク)の写真をご紹介します。
この畑はまだ養生中のためシート掛けは一切されていません。なので、だいぶ色も落ちているだろうと予想したのですが、刈り高が高いせいか思いの外、葉も青さを保っていて、遠目にはまだ緑の芝生に見えました。ただ、南側と西側が林に面しているので、その周囲は日陰となり、先日の雪がまだ解けきらずに残っていました。
どうやら雪は解けかけたのち、夜間の冷え込みで凍結したようです。全面がほぼ氷状かシャーベット状になっており、それが冬の低い日差しを受けてキラキラと輝いていました。よく見るとそのキラキラは凍った雪の反射だけでなく、葉先についた水滴の反射もあるようです。
また、雪解けで湿ったベントグラスの芝生には、林から伸びた長い影が差し込み、その淡い影と雪の反射とが強いコントラストとなって、くすみかけたベントグラスの葉色をより鮮やかに演出してくれています。まるでその一角だけが別の芝生のようで、これもまた冬の芝生ならではの味わいなのかも知れません。
そんなことを思いながら撮影した写真の中から、今日は8枚を選びました。よろしければパラパラとめくってご笑覧ください。
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