今日はちらちらと小雪の舞う寒い一日となりました。1枚目は今年、苗をすきこんだティフトン芝の畑ですが、10日にご紹介した畑の西隣にあるので、天気がよければ10日投稿の1枚目と同様、正面に男鹿山塊の山並みを望むことができます。ですが、ご覧の通り今日は雲ですっかり隠れてしまっています。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
2枚目はこの畑の現況ですが、点々と穴が開き、黒土が露出しています。
実はこれは、3枚目のような小石を一つ一つ小鎌を使って取り除いた跡です。すでに作業は終わったようですが、先日立ち寄った時にはまだ女性スタッフが一人黙々と作業をしていました。
畑の隅を見ると、ゴロゴロとした大きな石が何か所かに集めてありました(4枚目)。これも全てこの土地の土壌から出てきたものです。
先ほどの小石とはずいぶん大きさが違いますが、このような石がこの土地にはたくさん埋まっていて、耕耘する度にそれらを取り除かなければなりません。本当に頭の痛い問題です。
その一方、この石には大きなロマンをかき立てるものがあります。
当方がこちらに来てまず驚いたのは、石の多さもさることながら、出てくる石の角が全て丸まっていたことです。
てっきり火山由来の石が混じっていると思っていたのですが、どう見てもその形は川の上流に転がっている大きな石そのものです。つまり、この土地はかつて川底ないしは川原だったということです。その川が今の那珂川なのかどうかは分かりませんが、太古の地形を想像するとにわかには信じがたく、驚きと共に大きなロマンを感じてしまいます。
5枚目からはティフトン芝の匍匐茎の写真です。
赤紫に色づいた匍匐茎と節を包む白い葉鞘とのコントラストが美しかったので、何カットか撮ってみました。
7枚目には糸を張っている最中のクモが写っています。撮影しているとあちらこちらで糸を張るクモが観察できました。
最後の8枚目は象のような形をした匍匐茎です。
象と呼ぶには少し背が低いようにも思いましたが、左側の垂れ下がった匍匐茎の形がどうにも象の鼻に見えて、他の動物が思いつきませんでした。異論はあるかも知れませんが、とりあえず「子供の象」ということにさせてください。