一昨日は冬枯れしたセンチピードグラスの写真をご紹介しましたが、今日はティフトン芝の冬枯れの様子をご紹介します。
どちらも同じ暖地型の西洋芝ですが、冬枯れした時の葉色はずいぶんと異なります。
先日のセンチピードグラスがどちらかというと薄茶色に少し橙色を混ぜたような色合いでしたが、今日のティフトン芝は薄いクリーム色にほんの少し茶色を混ぜたような感じでしょうか。「アイボリー」と呼ばれる色が確かこのような色だったように思います。それにしても色の表現は難しいですね。
1枚目と2枚目はほぼ同じ位置から高さを変えて撮影したものです。
背景に写る山並みは男鹿(おが、おじか)山塊で、那須連峰の西に位置する山々です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
3枚目から5枚目まではマクロレンズで芝のアップを撮影しています。
マクロ撮影による大きなボケと枯れたティフトン芝の色調がうまくマッチしたように思うのですが、いかがでしょう。
4枚目は南側の竹林から飛んできた竹の葉に水滴がついていたので撮ってみました。今朝はだいぶ霜が降りたようなので、この水滴はその名残だと思います。
6枚目はこの畑に落ちていたスギの枯れ葉です。
拾い上げたところ、その下にはまだ緑の芝が残っていました(7枚目)。
これだけ緑が残っているということは、このスギの葉はずいぶん前からここにあったのかも知れません。
最後の8枚目は出荷中のエリアのシート掛けされた箇所を撮影したものです。
冬枯れした芝にシート掛けとはこれいかに、と思われるでしょうが、責任者曰く「第一の目的は凍結防止」だそうです。
冬期は寒さで土が凍結してしまうことがあり、そうなると芝を切り出すことができません。冬期にも注文が入ることがあるので、そのための対策というわけです。もちろん、シート掛けしてあれば春の萌芽も早まるでしょうから、一石二鳥ということですね。
それでは今週はこの辺で。皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。