清々しい陽気に誘われて、今朝はカメラ片手に当社の周りを散策してみました。当社のグリーンの周りはノシバなのですが、すでに穂も目立たなくなっていて芝生らしさが戻ってきたようです。
南側にある葉を茂らせたしだれ桜のそばにはベニウツギが植えられており、小さく仕立てられているためほとんど目立たないのですが、いつの間にか満開を迎えていたようです。その桃紅色の花々がノシバの淡い緑の向こうにひときわ鮮やかに映えておりました。
1枚目はそのベニウツギを前景に入れてグリーン周りのノシバを、2枚目はベニウツギの花にピントを合わせて撮影したものです。合弁花類の花なので先は五つに浅く裂けていますが、花びらは全て繋がっています。
3枚目は以前にもご紹介した西洋シャクナゲです。この木もベニウツギと同じ合弁花類です。こちらはすでに花も盛りを過ぎており、毎日、その大きな花びらをぽとりぽとりと落としています。濃いピンク色の花冠が丸ごと落ちるため、たくさん落ちるとノシバの芝生が一気に華やかとなります。とても好きな光景なのですが、たいてい昼頃までに掃除してしまうので、朝限定の楽しみでもあります。
最後は今朝の薄目砂後のグリーンです。1週間ほど前にエアレーションを実施したのですが、その時はどうも面が湿っていたようで、目砂が上手く擦り込まれていませんでした。空いたままの穴がいくつもあって気になっていたのですが、今朝の目砂散布でそれらもほぼきれいに埋まったようです。梅雨明けまではベントグラスも旺盛に成長しますので、夏までには塞がってくれるものと期待します。