今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は10月3日の午前11時頃からです。
生産圃場のある那須地方はめっきり涼しくなり、朝晩は寒さを感じるほどです。暖地型芝などには一部に退色が見られるようになりましたが、寒地型芝は今がまさにベストシーズンです。澄んだ青空と高い雲に寒地型芝の緑が映え、生産圃場に足を運ぶと、秋ならではの美しい風景を見ることができます。
1~4枚目は、今年の5月16日に播種をした、ベントグラスの新採用品種の様子です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
昨年からテスト栽培をしていた品種で、ついに正式採用となりました。繊細さを感じる葉形と葉色をしていますが、密度のある品種で、回復力にも優れるようです。
5~7枚目は、今年の4月30日に播種をした、DC-1の様子です。
この品種は春の初期生育が特に旺盛なようで、先に紹介した新採用品種よりも充実した様子です。DC-1は、当社では2021年に生産を始め、2022年に出荷開始となった新しい品種ですが、早くも多くの引き合いをいただく人気品種となりました。
8~10枚目は、今年の4月8日に播種をした、シャークの様子です。
当社の人気ナンバーワン品種で、ベントグラスの中でも生産面積が最も広くなっています。播種日が早いぶん、前の2品種と比べて、ベントグラスらしい見た目となっていますね。この生産圃場の畔ではヒガンバナがずらりと咲いていて、大変見ごたえがあります。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。