今日はティフトン419の生産圃場を紹介します。撮影は10月21日の午前9時30分頃からです。
いつもより少し早めに撮影に出てみたのですが、生産圃場周辺の気温は12~3度で、北西から冷たい風が吹きつけ、かなりの寒さを感じました。
那須岳の方向からは、高い雲が複雑な文様を描きながら、ティフトンの畑に伸びてきています(1枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
北西に見える男鹿山塊も、紅葉が中腹まで降りてきました(2枚目)。
那須地方は本格的な秋の到来を迎えています。
生産圃場のティフトンは、盛夏の時期の手に負えないような旺盛さは鳴りをひそめ、一部では葉色の退色も始まりました(3枚目)。
とはいえ、もうしばらくは緑を維持してくれるはずで、雲間から日の光が差し込むと、まだまだ鮮やかな色合いを見せてくれます(4~6枚目)。
畑には、まだ新しい切り出し跡が残っていましたが(7枚目)。
この時期になると、よほど暖かい地方でなければ、張芝をしても根付く前に休眠に入ってしまいますので、今年はそろそろ切り納めかなといったところです。
8、9枚目は、もう一つのティフトン419の生産圃場の様子です。
こちらは県道30号矢板那須線沿いにあって、大きなエドヒガンが枝を広げているのが目印です。矢板那須線は、那須高原と塩原温泉郷を結んでいる主要地方道で、栃木県北部に車で観光に来た際には、必ずといって良いほど通る道です。もしかしたら、そばを通ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
10枚目は、この圃場の端で実る柿です。
だいぶ熟してきましたね。果たして収穫するのかは不明ですが、たわわに実るそのさまは、実りの季節を実感させてくれます。