今日はベントグラスの様子を紹介します。撮影は昨日(9月16日)の午前10時30分頃からです。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
ここしばらくは曇りがちで涼しい日が続いていましたが、この日はからりと晴れて、強い日差しが降り注ぐ一日となりました。とはいえ、真夏のうだるような暑さはなく、山からの涼風が時折肌を撫でる、高原らしい気候です。9月も中旬となり、気温の落ち着きとともに寒地型芝も元気を取り戻したところで、秋の切り出しがいよいよ始まりました。
1、2枚目は、この生産圃場の東端の畑の様子です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
この畑では、朝イチでベントグラスの切り出しを行いました。切断面を見ると、しっかりとした砂の層となっています(3、4枚目)。
ベントグラスは細い根をびっしりと張り巡らせるので、床土が砂でも崩れません。
それをくるくると丸めたのがロール芝です(5~8枚目)。
ロール芝は配送用のパレット上に積み上げられ、木陰で運送会社のトラックが来るのを待っています。
9、10枚目は、そばの雑木林に生えるナラの木から落ちてきたドングリです。
コナラでしょうか、シュッとスマートでまだ緑のドングリが、芝の上にたくさん転がっていました。
撮影日の黒磯地域気象観測所 (アメダス)データ
最高気温:31.2
最低気温:18.2
日降水量:0.0
日照時間:9.6
最大風速:3.5