今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は11月19日の午前11時頃です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
また一歩季節が進んだようで、生産圃場のある那須地方は昨日から気温が下がり始め、加えて今日は山からの冷たい北風が肌を刺す、寒い一日となりました。今春播種したベントグラス(品種名:DC-1)の畑から北東の那須岳、北西の男鹿山塊ともに、今朝は冠雪が見られましたが、昼前にはだいぶ解けていました(1~3枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
畑の上空は、冬らしくからりと晴れています。すっかり低くなった太陽が、まだ緑のDC-1を照らしています。昨晩から吹いた強い風の影響で、畑の北側は飛ばされてきた落ち葉(特に松葉)が散乱しています(4、5枚目)。
6、7枚目は、その様子をアップで撮影したものです。
短いベントグラスの葉の合間に食い込んでいるものもあって、これは片付けが大変そうです。
8枚目からは、テスト栽培中のベントグラスの様子です。
6、7枚目のDC-1と比べると、先がツンツンとした葉が多く見られますが、これは単純に刈り込み回数が少ないため、伸びた葉先が残っているだけです。ベントグラスがある場所は大抵刈り込まれていますから、伸びている状態を目にすることは少ないのではないでしょうか。
撮影日の黒磯地域気象観測所 (アメダス)データ
最高気温:8.4
最低気温:0.9
日降水量:0.0
日照時間:9.3
最大風速:9.1