今日はティフトン419の生産圃場を紹介します。撮影は昨日(10月17)の午後2時頃です。
午前中は気持ちの良い秋晴れだったのですが、午後になると雲が優勢となってしまいました。撮影に訪れたティフトン419の生産圃場上空もほとんどが雲で覆われ、ときおり切れ間から日が差すと、陽光が細いティフトンの葉を照らし、畑一面をイエローグリーンに輝かせていました。
1枚目は日が陰った今春切り出し部分、2枚目は日が差した今夏切り出し部分です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
今春切り出し部分は大部分が芝で覆われていますが、今夏切り出し部分は、まだ6~7割程度の被覆です。3、4枚目のように、匍匐茎も真夏の時期ほど勢いがなく、そろそろ生長も止まる頃でしょうから、今年はここらで打ち止めかもしれません。
一方、畑の隅の葉が伸びているところでは、出穂が見られます(5、6枚目)。
白く立ち上がっているのが穂で、近くで見ると多くは三又に分かれ、それぞれに黄色い花とピンクの額が並んでいます(7、8枚目)。
しかし、花は咲いても結実はしないので、残念ながらティフトン419の種子は取れません。
9、10枚目は、この畑の南にあるクリの木の様子です。
こちらはしっかり実が成りました。すでにほとんどが落果しており、木の下には開いたイガとクリの実が散らばっていました。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。
撮影日の黒磯地域気象観測所 (アメダス)データ
最高気温:25.4
最低気温:14.3
日降水量:0.0
日照時間:7.3
最大風速:4.2