今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は10月15日の午前11時頃です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
10月も半ばとなり、最低気温が一桁台となる日も出てきました。朝晩は寒いのですが、昼間は25度近くまで上がることもあり、まだまだ暑さを感じます。人間にはなかなか厳しい寒暖差ですが、寒地型の芝草にとっては丁度良い塩梅なのでしょう。この時期に生産圃場を訪れると、その色味の良さに毎回驚嘆します。
1枚目は、この生産圃場にある3面の畑のうち、一番奥(東端)にある、ベントグラスの新品種をテスト栽培している畑から撮影した写真です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
まだ養生中なので少し荒いところはありますが、それでも綺麗な緑のじゅうたんとなっています。
1枚目の写真中ほどに、右半分だけ緑に見える畑が写っていますが、こちらは現在出荷中のDC-1の畑です(2枚目)。
すでに畑の3分の2ほどが切り出し済みで、残った部分も今月中にはすべて出荷される予定です。
1枚目の写真で一番遠くに見えるのが、今年の春に種を撒いた、養生中のDC-1の畑です(3、4枚目)。
播種をしてから半年強で、芝の密度はかなりのものとなっています。すでに目砂の散布も行っており、仕上がりに向けて着々と進んでいます。
5、6枚目は、養生中のDC-1の畑に落ちていた、真っ赤に紅葉した葉です。
どこから飛んできたのかは分かりませんが、秋の深まりを感じさせてくれます。
7枚目は、畑にやって来たカラスです。
ピョンピョン飛び跳ねながら時折芝生をつつき、何かを捕まえて食べていました。
8~10枚目は、カラスが芝生をつついた跡です。
結構盛大にやってくれています。とりあえず、着かず離れず後を追い、つついた跡は踏み均しておきました。