今日はベントグラス(品種名:シャーク)の生産圃場を紹介します。撮影は昨日(9月24日)の午前9時30分頃です。
先週の土曜日から一気に季節が進み、生産圃場のある那須地方も、急に秋らしい気温となりました。シャークの畑を撮影した24日は、最低気温が12.8度まで下がり、最高気温も21.6度までしか上がらず、体感は肌寒いを通り越して寒いくらいでした。寒地型芝も、ここまで来ればもう暑さで枯れるということはないでしょうから、少なくとも気温に関しては一安心です。
1~4枚目は、間もなく出荷開始となるシャークの様子です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
この畑のシャークはすべて売約済みで、9月末から切り出しが始まります。暑さ対策のため長めで管理していましたが、気温が下がって来たので、出荷時の刈り高はもう少し低くなるかもしれません。
5~7枚目は、今年の3月下旬に播種をしたシャークの畑です。
種を撒いて半年ほど経過しましたが、苦手とする暑い時期を乗り切り、順調に育っています。前出の仕上がったシャークと比べると、芝生としてはまだまだですが、来年の今頃には同じかそれ以上になっているはずです。
8~10枚目は、めっきり秋めいてきた畑周辺の様子です。畑のそばを走る道路向こうに続く雑木林の木々や、その合間から見える戸田調整池の桜の葉が色づいてきました。
また、道路沿いの土手にはヒガンバナの茎がずらりと並び、一部咲き始めて生産圃場の風景を彩っています。