今日はセンチピードグラスの生産圃場を紹介します。撮影は2月28日の午後1時頃です。
昨日27日は、当社の生産圃場周辺も強風に見舞われました。圃場のある那須塩原市では、瞬間最大風速27.0メートルという台風のような強い風が吹き、木が倒れたり屋根が飛ばされたりといった被害が出たようです。それが原因か、午前中2時間ほど管理事務所が停電し、屋内作業ができず、また、気温が一桁前半の中暖房も使えずで、非常に難儀したようです。
今日のセンチピードグラスの圃場では、昨日の風で飛んできたスギの葉や実の片づけをしていました(1~3枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
プラスチック製の熊手で、芝の間に入り込んだ葉や実をかき集め、軽トラックに積んで廃棄場所まで持って行きます。
4~6枚目は、まだ落ち葉清掃をしていない畑の様子です。
かなり太い枝まで飛んできています。また、葉や実もかなりの量が芝の上を覆っており、奥に見える畑を綺麗にしている作業スタッフたちの苦労が偲ばれます。
さて、肝心の芝生はというと、7枚目のとおり枯れ色です。
センチピードグラスの枯れ色は、ティフトン芝と比べると少し茶が濃い色味で、遠目に見ると照りがあるように見え、これはこれで風情があるのではないかと思っています。より芝に寄って見てみると、8枚目のように緑の部分が顔を出しているところもあります。
9、10枚目は、圃場の畔で咲き始めたホトケノザです。
元気な緑の葉と可憐な花が、寒々しい風景を彩ってくれています。