今日は昨日の続きで、ペンクロス黒土仕様の切り出しの様子：後編をお届けします。撮影は1月31日の午前9時30分頃からです。
前編では、準備として行っていた芝の刈り込みと筋線入れの様子、そしてオペレーターとスタッフがソッドハーベスターに乗り込んで切り出しを始めようかというところまで紹介しました。今回の後編では、切り出しの様子と、積まれたロール芝を紹介します。
ソッドハーベスターに乗り込んだのは、オペレーターとスタッフ2名の計3人です。
（※画像はクリック / タップで拡大表示できます）
2枚目の写真で中心付近に見える線が筋線ですが、切り出された芝はその部分で切り離され、コンベア上を流れていきます（3枚目）。
4枚目が、コンベアの終端で丸められた芝が出てくるところです。
結構速いので、ちょっとブレてしまいましたが、その分スピード感が出ているということでご勘弁いただければと思います。
ロール芝を受け取ったスタッフは、隣のスタッフに手渡し（5枚目）、そのスタッフがソッドハーベスターに乗せられたパレットに並べていきます。
パレットがロール芝でいっぱいになったら、ソッドハーベスターから下ろし、次のパレットをセットして切り出しを続けます。6枚目から8枚目は、積まれたロール芝を撮影した写真です。縄文土器のような渦巻き模様が並び、じっと見ていると目を回しそうです。
ロール芝の山には、痛み・荷崩れ防止のためラッピングをし、トラックへの積み込み場所に並べておきます（9、10枚目）。
今回の納品先は関東南部の海沿いで生産圃場より暖かい場所ですから、シートを掛けたりしなくても緑を保ち、見る人を楽しませてくれることでしょう。
