今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。この生産圃場には6面の畑があり、休耕中の1面を除いて、すべてベントグラスを生産しています。撮影は10月11日の午前11時頃です。
まずはCY-2(シーワイツー)の様子です(1~3枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
CY-2は日本生まれのベントグラスで、日本の気候に適応しやすく、冬季の緑度保持が良好な品種とのこと。また、今年の猛暑も乗り切ってくれましたので、耐暑性も高いと思われます。葉をよく見てみると、平行脈がくっきりとしていて、何だか安心感があります(3枚目)。畑に残る芝はすでに残り3分の1ほどで、それもすでに売約済みとなっています。
続いてはペンクロスの畑です(4~6枚目)。
出荷中の畑と養生中の畑の2面ありますが、今回撮影したのは出荷中の畑です。ペンクロスといえば、ご存じの通り、ゴルフ場グリーンの代名詞的存在で、床土に砂を使用したサンド仕様が一般的ですが、当社で生産しているペンクロスは黒土仕様のみとなっています。ただ、すべてが黒土ではなく、上部に少し砂を入れて仕上げています(5、6枚目)。スパッと切れた黒土の断面は、チョコレート菓子のようにも見えますね。
最後は962(きゅうろくに)の畑です。7枚目の写真の手前が来春出荷開始予定の畑、奥が今年の4月29日に播種をした来秋出荷予定畑です。
8枚目と9枚目を比べてみると、やはり来春予定の8枚目のほうが綺麗に見えます(光の加減もあるでしょうが)。
アップで来秋予定の962を見てみると、まだまだ生長途中という感じがします。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、良い週末をお過ごしください。