今日はケンタッキーブルーグラス(商品名:ビバターフ)の生産圃場を紹介します。撮影は昨日10月2日の午前11時ごろです。
昨日は見事な秋晴れでした。最高気温も、ここ数日は20度前半くらいで推移していて、あまりに暑すぎた夏が、やっと終わってくれたと実感できます。涼しくなったおかげで、寒地型芝も徐々にその美しい色味を取り戻しつつあり、秋の澄んだ青空や高い雲と相まって、撮影をしていていると、なんだか上手に写真が撮れているような気がしてきます。
1~3枚目は、この生産圃場の東にある、現在出荷中のビバターフの様子です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
8月1日から切り出しを始めたのですが、3枚目の通り、畑に残る芝は残りわずかで、それもすでに売約済みとなっています。
次出来上がるのは、一番西の今年4月25日に播種をした畑で、現在は養生中となっています(4~6枚目)。
出荷中の畑と比べると、やはりまだ密度が足りないように見えますね。出荷開始は来春以降となるでしょうか。
さらに次はというと、現在養生中の西の畑の隣を耕耘してあります(7枚目)ので、ここにこれから播種をするかたちになろうかと思いますが、ちょっと問題があるようです。
その答えは、石。8枚目と9枚目の通り、耕耘後の畑には大小さまざまな石がゴロゴロしています。
以前にも説明したことがあったと思いますが、圃場の辺りは那須野が原と呼ばれる広大な扇状地に位置していて、地面を掘り返すと、写真のように石がたくさん出て来ます。その石を、スタッフが手作業で拾ってブルドーザーのバケットに集めたのが10枚目です。
バケット一杯で果たして何平米分なのかはわかりませんが、一万平米になんなんとするこの畑ではごく一部でしょうから、播種はまだしばらく先になりそうです。