寒地型芝草と真夏の花木――2023年07月26日のインスタグラム投稿

2023年8月1日火曜日

DC-1 シャーク ベントグラス 夏の植物(6~8月) 寒地型芝 芝生生産圃場 西洋芝 那須の植物 那須岳

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今日はベントグラス(品種名:シャーク)の生産圃場を紹介します。撮影は昨日(7月25日)の午前11時頃です。

シャークは、2008年公表の全米芝草評価プログラム(NTEP)において全26品種中、総合評価ナンバーワンを獲得した実績をもつ第四世代ベントグラスです。当社では2010年から出荷を始め、ゴルフ場のグリーン用途として、大変多くの引き合いをいただいています。

今回紹介する畑のシャークは、そろそろ仕上げに入るかといった頃合いで、現在の刈り高は6mmほどとなっています。この草丈を維持するためには、週に2~3回は刈り込みを行う必要があり、畑にはその跡がくっきりと残っています。その様子が1枚目から4枚目です。

(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)





縦横斜めに走る模様が刈り込み跡で、1本あたりの幅はおそらく150cmほど。刈り込み時は乗用モアーの進行方向に向かって芝が寝ますが、往復で行うので互い違いの方向に寝ることとなり、そこに光が当たると反射に違いが出て、色が異なって見えるそうです。4枚目は逆光気味に撮影した写真ですが、それでも刈り込み跡はしっかり判別することができます。

5枚目はこの畑のシャークをアップで撮影した写真です。芝生生産圃場のある那須塩原のあたりでは、7月21日から25日の撮影時点まで降水量が1mmもなく、乾燥が心配だったのですが、今のところ問題ないようです。


シャークの畑から、管理事務所裏手にあるベントグラス(品種名:DC-1)の畑に移動し、北側で咲いているムクゲを撮影したのが6枚目と7枚目です。



サルスベリと並ぶ夏の花木の代名詞的存在で、これを見ないと夏が始まらない、といったら少し大げさかもしれませんが、ハイビスカスに似たその大きな花は、気分を盛り上げてくれます。

そろそろ帰ろうかと片づけをしている時に、ふと那須岳の方を見ると、いつの間にか山の上空に大きな雲が。スマホで撮影しつつ、一雨来てくれるといいな、と思ったのですが、残念ながらこの日も降水量はゼロでした。




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