センチピードグラスと草花と野鳥と――2023年06月30日のインスタグラム投稿

2023年7月3日月曜日

センチピードグラス 夏の植物(6~8月) 芝生生産圃場 西洋芝 暖地型芝 那須の植物 那須の生き物

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今日の1枚目から5枚目は昨日撮影したセンチピードグラスの畑の写真です。1枚目は先月下旬に播種をした畑の様子ですが、写真のとおり発芽した幼苗は順調に育っています。
こちらの畑については今月の7日、播種前の作業の様子を新たな担当者が投稿してくれています。

(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)


すくすくと育っているのはなにも芝草ばかりではありません。雑草も然りで、見渡すと畑のあちらこちらにスベリヒユなどが発生し、早晩、センチピードグラスの隙間を埋めるかの勢いです。それでも探せば雑草の少ないエリアもあって、その一角を撮影したのが2枚目と3枚目です。



この2枚、センチピードグラスの幼苗の柔らかな印象を表現すべく、最適なボケ具合を探りながら撮影しました。

この畑の隣には出荷中の成熟した芝草(芝生)が残っており、そちらの様子を撮影したのが4枚目と5枚目です。



こちらの播種日は昨年の5月20日とのことなので、先の幼苗とはちょうど1年の違いになります。
それにしても、あの小さな幼苗が一年足らずでここまでの芝生になるのですから、さすが、芝草として選ばれるだけのことはありますね。
芝草としてはやや粗い印象のあるセンチピードグラスですが、やはり芝草なりの適性はあるようです。

6枚目からはこの畑に向かう途中に撮影した草花と野鳥の写真になります。

畑への移動途中、夏の草花でも探してみようといつもの小川沿いに立ち寄ってみました。
狙いはウツボグサで、細く流れる用水路の土手沿いを探すとやはり咲いていました。
チョウ類が吸蜜に訪れることは知っていましたが、中にはハムシのような甲虫も来ていたり(6枚目の中央)、2種類のセセリチョウ(左がオオチャバネセセリ、右がヒメキマダラセセリでしょうか)が仲良く吸蜜中だったりで(7枚目)、なかなかに賑やかです。きっと花も虫も、この時とばかりに梅雨の晴れ間を楽しんでいるのでしょう。



一方、視線を田んぼの畦に移すと、そこにはミゾカクシがひっそりと淡い紅紫色の花を咲かせていました(8枚目)。


ウツボグサのような派手さはありませんが、披針形の葉の形といい、これはこれで風情があっていい感じです。
夢中になって撮影していると、今度は突然、頭上からシジュウカラの鳴き声が聞こえてきました。
いつもの聞き慣れた鳴き声ではなく、なにやら必死さの感じられる警戒心に満ちた鳴き声です(9枚目)。


どうやら警戒の対象は畦で撮影中の当方のようで、もしかしたら近くに巣があるのかも知れません。

そして、最後の10枚目が警戒された理由を示す写真です。


撮影を終えて車に戻ると再びシジュウカラが現れたので、車の陰に隠れて観察すると、電柱から伸びたワイヤー(支線)に取り付けられた黄色いカバー(支線ガード)から別のシジュウカラで出てきました。
咥えているのは雛の糞のようで、これを巣の外へと捨てに行くようです。
それにしても、まさかこんなところで子育て中とは・・・さすがに想定外でした。

最後に簡単なご挨拶を。
冒頭で“新たな担当者”の話をしましたが、実は来月より当社のインスタグラムの担当者が変わることになりました。
今月は引き継ぎということで、当方と新しい担当者とで分担していたのですが、来月からは全て新しい担当者が投稿することになります。
当アカウントもリフレッシュを図り、また新たな視点から当社の活動や芝生の魅力、那須の今を皆さまにご紹介できるかと思いますので、どうか倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

それでは今週はこの辺で。
皆さま、良い週末をお過ごしください。



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