梅雨でも旺盛に伸びるティフトン芝――2023年06月14日のインスタグラム投稿

2023年6月19日月曜日

ティフトン芝 芝生生産圃場 出穂 西洋芝 暖地型芝 那須の気象 那須岳

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今日の投稿は、ティフトン芝の畑の様子です。梅雨らしく一日雨の予報が出ていたので、それならばとまだ小降りだった朝の通勤途中に立ち寄りました。

倉庫前のスペースに車を停めて、まず畑の方向を撮影したのが1枚目です。

(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)


北西の男鹿山塊の山頂付近と麓には、雲がかかっていました。中腹の辺りから見下ろすと、雲海になっていたかもしれません。

ならば那須岳はどうだろうと、畑の南西方向に移動して撮影したのが2枚目です。


残念ながら、こちらも中腹を除いて雲に覆われていました。

2枚目の写真ですが、奥が養生中の畑、手前が出荷中の畑で、その間の緑が濃く見えているところが、昨年の切り出し後に伸びてきた部分となっています。養生中の畑や出荷中の畑が黄色味を帯びて見えるのは、今の時期のティフトン芝は、穂を伸ばしている真っ最中で、その穂の先端部分がクリーム色がかっているためです(3枚目)。


養生中の畑や出荷中の畑は定期的に刈り込みを行っていますが、それでも次々と穂を上げてきます。これが畑の端の管理されていない部分だと、4枚目のように表面をびっしりと覆い、とても芝生には見えない状態となります。


非常に旺盛な生育をみせるティフトン芝ですが、穂だけでなく、ほふく茎も良く伸ばします。5枚目は昨年切り出しを行った畑の様子です。


目の高さからだとまばらに芝が生えているだけに見えますが、近寄ってみると、何本ものほふく茎が土の上を走っています(6枚目)。


切り出し後に残った根からまた芽を出し、ほふく茎と地下茎でいずれまた一面の緑となるわけですから、その旺盛な生育ぶりには驚かされます。ティフトン芝が、競技場などのスポーツターフとして広く利用されているわけです。

ただ、伸びて欲しくないところまで伸びてしまうのが元気な植物の常で、畑の境まで埋めようとほふく茎を伸ばし始めているのが7枚目です。


砂が多い土壌でもお構いなしですね。中には元気すぎて浮き上がり、アーチを描いている茎もあります(8枚目)。


さて、ここまでの写真中に、ところどころ肥料袋のようなものが写り込んでいることにお気づきかと思います。この袋の中には、大小の石が入っていました(9、10枚目)。



スタッフがこつこつと手作業で取り除いて、これだけの量になったようです。その苦労と根気強さには頭の下がる思いです。



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