今日の1枚目から7枚目は播種前に行われる石拾いの様子を撮影したものです。撮影は昨日の昼過ぎ、センチピードグラスの畑で行いました。
1枚目から5枚目が石拾いの様子で、女性スタッフが一列に並んで歩き、石を拾っては後ろに続くブルドーザーのバケットに入れて行きます。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
大きな石は耕耘時に回収しているものの、全てを集められるわけではないので、どうしてもこうした地道な作業が必要になります。
くまなく集めたつもりでもやはり養生段階で露出してくる石もあり、石との戦いは出荷時まで続くのですが、できるだけこの段階で取り除いておくことが重要で、それが後々、ソッドの品質や歩留まりにも大きく影響してきます。
とはいっても、土まみれになった石を土の中から見つけるのはかなり難しく、その難易度は芝生の中のイネ科雑草を見つけるのと同程度かも知れません。単純な作業のようにも見えますが、ある程度の経験と高い集中力が必要となる作業かと思います。
6枚目には奥に小さく男性スタッフがレーキ(トンボ)掛けをしている姿が写っています。
なぜレーキ掛け? と思われるかも知れませんが、その理由は7枚目でお分かりいただけるのではないでしょうか。
先の5枚にくっきりと写っていた、あのブルドーザーの大きな轍を均していた、というわけです。
これもまた根気のいる地道な作業で、この畑だと延長何mになるのでしょうか。作業はまだ始まったばかりのようでした。
8枚目からはこの撮影の帰りに撮影したヤブデマリ(藪手毬)の写真を載せています。
用水路沿いの林縁で咲いている姿を撮影したのですが、中央にあるクリーム色の花を見るとまだ満開にはなっていないようです。
それでも周りの白い装飾花は傷み始めているものが多く、なかなか被写体選びには苦労しました。
ただ、このヤブデマリは日陰の場所に咲いていてくれたので、白い装飾花が白飛びすることなく、その質感をうまく写し取れたように思います。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。