今日はセンチピードグラスの出荷の様子を撮影させてもらいました。1枚目から6枚目がソッドハーベスターで芝を切り、それを丸め、パレットに積むまでの工程を撮影したものです。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
そして7枚目は作業終了後、スタッフがいなくなった畑で残った芝生部分を撮影した写真になります。
8枚目以降は7枚目の奥に写る草地で撮った写真です。
7枚目に写る芝生の奥には出荷を終えた当社の畑が一枚あり、更にその奥は砂利を採掘した跡地で、今は雑草の生える草地になっています。
以前、この草地にヒツジが放牧されたいたことがあったのですが、今日はそこに牛が放牧されていました(8枚目)。
全部で10頭くらいはいたかと思うのですが、この辺りで飼育されている乳牛(ホルスタイン種)とは違う種類で、どうやら和牛のようです。
ほとんどが褐色の和牛でしたが、黒毛のものも1頭だけ混ざっていました(9枚目)。
撮影していると、内の一頭がこちらに気づき、興味を持ったのか柵の近くまで寄ってきてくれました。それが最後の10枚目に写る牛です。
この10枚目の写真を見返してふと、牛の両耳に黄色いタグが付いていることに気づきました。気になってタグの部分を拡大して見てみると、右耳のタグにはJPという英文字と何桁かの数字、それにバーコードらしき模様が書かれています。
これは何かと調べると、すぐに分かりました。どうやらこれは「牛トレーサビリティ制度」の個体識別番号を示した耳標(じひょう)と呼ばれるもののようです。
「牛トレーサビリティ制度」とは、日本で牛海綿状脳症(BSE) が発生したことを受けて平成15年に制定された制度で、これにより牛の出生から消費者に供給されるまでの間の生産流通履歴情報の把握が可能となっているそうです。
この個体識別番号は店頭に並ぶの牛肉のパックにも表示されていて、この個体識別番号を元にインターネット(牛の個体識別情報検索サービス)で検索すれば、その牛の生産履歴を確認することができるそうです。なるほど、また一つ勉強になりました。