今日の投稿はトールフェスクとケンタッキーブルーグラスの2種混合芝(商品名:ジョイターフ)の畑と春の花、ショウジョウバカマの写真です。
1枚目から6枚目がジョイターフの写真ですが、昨日、昼近くにこの畑に立ち寄るとちょうどソッドの切り出しを終えたところでした。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
畑を見ると切り出した箇所の土の色が異なり、どこを切ったかがすぐに分かりました(2枚目)。一列だけの切り出しなのでどうやら小口の出荷のようですね。
この畑に来るとここのところ冬にシート掛けしていたエリアの境界を探し、その葉色の違いを確認しているのですが、今回はすぐには見つからず、なんとか探し出して撮影したのが3枚目と4枚目です(中央縦に境界線)。前回(22日)は容易に見つかった境界ですが、あれから8日ほど経って褪色していたエリアの緑度も上がり、今回はなかなかの難易度でした。
5枚目と6枚目は芝生の状態を撮影したものですが、5枚目はシート下の芝生として切り出し中の箇所を、そして6枚目はシート外の芝生から最も褪色の残る部分を探して撮影しています。
3枚目にあったようにシートの境界は分かりにくくなったものの、シート外だったエリアにはまだ6枚目のような箇所もところどころ残っていて、これらが全て緑になるのはもうしばらく先になるような気がします。
7枚目からはスプリングエフェメラル(春の妖精)などと呼ばれる花の一つ、ショウジョウバカマの写真になります。
こちらは一昨日の投稿でご紹介したティフトン芝の畑にほど近い、ある民家裏の林縁で撮影したものです。
ここのショウジョウバカマを見つけてからは毎年、春になると花の様子を撮影させてもらっているのですが、一昨年の秋に屋敷林が伐採されてしまい、その影響でどうなるのかとても心配でした。ですが、昨年につづき今年も無事に開花してくれたので、微気象的な条件は大きく変わったもののショウジョウバカマにはあまり影響はなかったようです。むしろ伐採後の方が花が大きくなったようにも見え、このぶんならきっと来春もまた、この人目に付かない場所でひっそりと花を咲かせてくれるものと思います。
それでは、今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。