今日はクリーピングベントグラス(品種名:メモリアル)の出荷光景です。10時を過ぎた頃、圃場の事務所へ寄ってみると裏にあるベントグラスの畑でソッドの切り出し作業をしていました。
ここのところティフトン芝などの出荷が続いたので、まとまった量のベントグラスの出荷はずいぶんと久しぶりです。
1枚目は那須山の稜線だけでも入れようと少し離れた位置から撮った一枚です。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
2枚目はメモリアルの畑に移動してのカットで、3枚目はシート掛けされていないエリアから褪色した芝生越しにソッドハーベスターを撮っています。
4枚目は切り出す前に葉先を刈り込んでいるシーンで、シート掛けされていたところだけになんとか緑を保っていますが、どちらかというと黄色に近い葉色で、寒地型にしては今ひとつ、今ふたつ、といった印象です。
5枚目はバケット内の刈りカスを撮ったものですが、やはり緑の葉よりも枯れた葉の方が多いように見えますね。もう少し気温が上がり、何度かの降雨があれば一気に緑の葉も増えるでしょうが、それはまだもう少し先の話となりそうです。
6枚目からはソッド(ロール芝)の写真を並べています。
サンド仕様だけにビバターフやジョイターフのような黒土のソッドとはまた違った趣があり、どこかしっとりとした質感があるように思うのですが、いかがでしょう。
最後の2枚にはベントグラスの茎葉が写っていますが、こうしてみるとそこそこ緑はあるので、何度か刈り込めばすぐに寒地型らしい葉色になるはずです。ベントグラスの緑が戻れば、いよいよ長い冬も終わり、春の到来ももうすぐです。