当社の畑の周りでは今、桜が満開を迎えています。先週の金曜日にはまだ蕾だった調整池沿いの桜も、土曜日からの異様な暖かさで一気に開花し、月曜にはほぼ満開の状態でした。
平年並みであれば、一分咲きに始まり、五分咲き、七分咲きなどと段階を追って楽しめるのですが、今年の桜はまるで早送り再生しているかのようです。
明日からはしばらく天気が愚図つきそうなので、せめて気温が下がって、散る時期が遅れてくれることを願うばかりです。
そんな倍速モードの那須エリアの桜ですが、満開の内にと昨日、ケンタッキーブルーグラスの畑に寄ったついでに近くの桜並木を撮影してきました。今日はその時の写真とケンタッキーブルーグラスの畑の写真を5枚ずつご紹介いたします。
1枚目から5枚目は出荷中のケンタッキーブルーグラス(商品名:ビバターフ)の畑の写真です。
ここ最近、しばしば登場する畑ですが、道路沿いに立つ樹木や電柱のすき間から満開の桜(ピンク色を帯びているのでエドヒガンでしょうか)が見えたので、カメラをその方向に固定して、ローポジションやアップなど、いろいろと遊んでみた写真です。芝生の美しさというよりも、濃い緑のケンタッキーブルーグラスと正面の淡いピンク色の桜の対比を楽しんでいただければと思います。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
後半の5枚が先述の調整池沿いの公園の桜を撮影した写真になります。
この公園には簡単な造りの展望台があり、そこへ登ると満開の桜越しに那須岳を眺望することができます。6枚目がまさにその写真です。7枚目と8枚目も同じ展望台から撮った写真です。
桜の花の写真だとどうしても見上げるアングルで撮影することが多いので、こうして満開の桜の樹冠を間近に見たり、見下ろして撮影するのはとても新鮮です。ただ、唯一最大の難点は当方が高所恐怖症だということで、これらの写真を見返しただけで撮影時の、あの何とも言えない恐ろしさが甦ってきてしまいます。ですが、桜の写真としてはとてもユニークな絵になったので、頑張った甲斐はあったように思います。
9枚目と10枚目は展望台を下りての撮影ですが、9枚目は桜と青空を、最後の10枚目はこの公園にある牛の模型を入れて撮ったものです。
写真から何やら安定や安心といった印象を受けるのですが、それはもちろん展望台を下りた後に撮影した当方ならではの感覚でしょう。
それにしても、写真を見返しただけでシャッターを切った瞬間の気持ちや感覚までが甦ってくるのですから、写真ってつくづく面白いものだと思います。