今日の1枚目は昨日ご紹介したケンタッキーブルーグラスの葉をアップで撮影したものです。そのままストレートに写したので面白みがないので、前ボケを入れてのぞき込むような構図にしてみました。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
ただ、これだと分かりにくいことも承知しているので、ちゃんとした写真を2枚目に入れてあります。ぜひ、こちらをご覧ください。
2枚目をご覧いただくと葉にいくつかのシミのようなものが見えるかと思いますが、これが昨日のキャプションで触れた「冬期用の着色」です。
3枚目は上から撮影したものですが、青緑色をした点はポツリポツリとあるだけで、ほとんど着色されていないような葉も見られます。
これをご覧いただくと、夕方にこの芝生を撮影した際、当方が着色に全く気づかなかったこともご理解いただけるのではないでしょうか。
「芝生を着色する」というと、なにやら葉に緑色の顔料でも塗布するかのような印象を持たれるかも知れませんが、実はこの程度のことでしかありません。もちろん、冬枯れした暖地型の芝を緑に染めるのであれば全く話は別で、この程度の散布ではとても間に合わないでしょうが、今回は少し褪色しはじめたケンタッキーブルーグラスの葉色を補うことが目的なので、このくらいの散布量で事足りる、という訳です。欲を言えば、もう少し小さな水滴にしてもっと均等に着色したいところですが、畑で使用している散布機のこれが限界なのかも知れません。
4枚目と5枚目はケンタッキーブルーグラスの紅葉の写真です。葉先の日の当たる側を中心にアントシアンが現れています。今はまだこの程度ですが、このエリアは防寒シートが掛けられていなので、これから更に赤みが深まるかと思います。
最後の3枚はこの畑のすぐそばにある調整池で撮影した冬鳥の写真です。
毎年、冬になるとカモ類が飛来してこの調整池で冬越しをするのですが、そろそろ来ている頃かと立ち寄ってみたところ、なんと、白鳥の群れを発見しました(6枚目)。嘴の様子から、どうやらオオハクチョウのようです。
群れとはいっても、白い成鳥が6羽(3組のつがいでしょうか?)、まだ若い幼鳥が4羽の小さなグループですが、なにしろ当方がこの池で白鳥を見たのは初めてだったので大変驚きました。夢中でシャッターを切っていると1羽が羽ばたきをしたので、それを撮影したのが7枚目です。
8枚目はマガモの小さな群れですが、昨冬はほとんどがこのマガモばかりでした。これから続々とマガモたちが渡ってくると思いますが、このオオハクチョウたちが混ざってくれると、こちらとしては冬場の楽しみが増えるというものです。渡りの途中に立ち寄っただけの可能性もあるのでどうなるかは分かりませんが、しばらく見守ってみたいと思います。