暖地型芝草の葉色比較(第3回)――2021年12月03日のインスタグラム投稿

2022年1月17日月曜日

コウライシバ センチピードグラス ティフトン芝 ノシバ 芝生生産圃場 西洋芝 暖地型芝 冬の植物(12月~2月) 冬枯れ 那須の植物 日本芝

t f B! P L

今日は暖地型芝草の葉色比較(第3回)です。前回は11月12日の撮影でしたが、今日の写真は昨日(12月2日)撮影したものなので、ちょうど20日後ということになります。

第1回と第2回とでは10日間しか違わず、時期的にもまだ早かったこともあって、さほど大きな変化は見られませんでした。ですが、今回は間隔が倍の20日もあり、またその間は周囲の植物が紅葉、落葉と目まぐるしく変化した時期でもありましたので、その葉色は全くといってよいほど様変わりしています。ぜひ、プロフィール画面にある11月12日の投稿と見比べてみてください。

(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)


結局、最も葉の褪色(冬枯れ)が遅かったのは、意外にも「コウライシバ」でした。あくまで当方の判定ですが、2枚目から5枚目までにそれぞれの写真をアップしていますので、皆さんも判定をしてみてください。





当初の予想は、暖地型で最も耐寒性が高いとされるノシバを最有力としていたのですが、どうやら褪色の早さは耐寒性の優劣では語れないようです。ノシバは紅葉するのが早く、また紅葉する部位も葉の先端だけでなく葉身の元の方まで紅葉する傾向にあるようで、それがコウライシバとの大きな差になったように思います。もちろん、同じ芝種でも産地や系統によって違いはありますし、そもそも、生育環境も管理条件も異なるもの同士の比較なので厳正な比較などできるはずもないのですが、とりあえず今年度の優勝は「コウライシバ」ということで締めさせていただたいと思います。当方のお遊びにお付き合いいただき、誠に有り難うございました。次回はぜひ、春の萌芽比較をやってみたいですね。

話は変わって、6枚目は霜柱で持ち上げられたベントグラスです。
今年の秋に播種をした畑で撮影したものですが、先日の冷え込みで日陰部分に霜柱ができていました。


その後、この日陰部分には防寒シートが掛けられ、それが7枚目の写真になります。
今はまだこの畑のこの部分だけですが、今後は出荷予定の箇所を中心に、順次、シート掛けが行われると思います。そうなると当アカウントの投稿もネタ切れとなりそうですが、その時は投稿ペースを調整するなりして、なんとか対応したいと考えています。


最後に3枚、返り咲きしたユキヤナギの写真をご紹介します。
ツツジなどもそうですが、このユキヤナギは春だけでなく、秋にも花を咲かせることで知られています。
春に比べればその数はごくわずかでしかありませんが、紅葉した葉のすき間を探すとぽつりぽつりと白い花を見つけることができます。
あまり良い構図とはなりませんでしたが、「返り花」などとも称されるユキヤナギの秋の花をお楽しみください。




それでは今週はこの辺で。皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。

 


このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ