今日は6枚アップします。昨日、ベントグラス圃場の前を通ると目砂散布を行っていました。使用するのはトラクターで牽引するタイプの散布機ですが、先日、倉庫前で複数のスタッフがこの機械を囲み、何やら深刻そうに相談中だったので話を伺うと、どうもベルトの不具合か何かで砂の散布量に偏りが生じるとのことでした。パーツ交換になるとウン十万!などと恐ろしい話をしていたのですが、こうして無事に稼働しているところを見ると、あまり大ごとにならずに済んだようです。まずは一安心ということで、作業の様子を撮影させてもらいました(1枚目、2枚目)。
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一通りの撮影が終わり別の圃場へ移動しようと車に戻ると、今度は乗用の芝刈機が畑に到着しました。どうもいつもの刈り込み作業とは様子が違うので観察してみると、おもむろに丸めてあったマットを広げ、それを芝刈機にロープで繋ぎはじめました。どうやら今度は砂の擦り込み作業が始まるようです。これはと、再びカメラを取り出してその作業を撮影させてもらいました(3枚目、4枚目)。
そして、今日、改めて圃場の様子を撮影したのが5枚目と6枚目です。
おそらく、あの後、多少の降雨もあったのでしょう。目砂はほぼ見えないくらいにうまく擦り込まれていました。一見すると昨日の作業がなかったかのようですが、芝に近づいて見てみると、6枚目のようにしっかりと芝が毛羽立っています。これは紛れもなく擦り込み作業の痕跡です。実は、この毛羽立ちも生産段階ではとても大事なことで、こうして毛羽立った芝を刈ることで芝を立たせ、それが密度の高い芝生を作ることに繋がるというわけです。