激しい雷雨で出来たバンカーの雨裂――2021年06月15日のインスタグラム投稿

2021年12月2日木曜日

パッティンググリーン ベントグラス 夏の植物(6~8月) 寒地型芝 西洋芝 那須の気象 那須の植物 本社社屋周辺

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昨日、関東甲信地方も梅雨入りしたそうですが、ここ那須ではまだそんな気配はありません。昨日も午後よりにわかに黒雲が発生し、かなり激しい雷雨に見舞われましたが、それは梅雨の雨というより夏の夕立といった感じでした。もっともこれは今年に限ったことではなく、これまでのここ那須地域の梅雨入りを振り返ると、個人的には関東より南東北に近いように思います。まぁ、地理的な距離からして、当然と言えば当然、なのかも知れませんが。

今日の投稿は、そんな昨日の雷雨後の夕暮れ、会社周りを撮影したものです。

1枚目と2枚目は夕立の後のパッティンググリーンです。芝生面はあたかも洗顔後?のようなさっぱりとした印象で、なおかつ適度な潤いもあって、いかにも気持ちよさそうです。土壌中の水や空気もすっかり新鮮なものに入れ替わり、ベントグラスもきっとリフレッシュできたことでしょう。一時は水が浮くほどの土砂降りでしたが、そこは排水性の高いサンドグリーン、今ではスプリンクラー撒水したかのようにしか見えません。

(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)



3枚目と4枚目は激しい夕立が残した爪痕です。
グリーン脇のガードバンカーを見ると、砂の一部が流されて亀裂が生じていました。これを雨裂(うれつ)などと呼びますが、この程度ならば実にかわいいもので、ゴルフ場のバンカーで大規模にこれが発生すると修復に多大な労力を要します。想定の範囲内ではあるでしょうが、イレギュラーで発生する大仕事なので、管理スタッフにとっては大変頭の痛い問題です。

4枚目は一段低くなっているノシバの芝生に流れ込んだ土や枯葉です。グリーンの周囲に溜まった水をこちらの花壇の方へ流すように排水を取ったため、花壇の土が芝生内に流れ込んでしまいました。グリーンへの流入は防げても、その先の水の流れまで考えないとこうなりますよ、という例ですね。芝を泥が覆ってしまっているので早めの対応が必要です。

最後は、社屋の壁際に咲くクレマチスです。
以前、ボタンの花の写真を投稿しましたが、そのボタンの裏側、社屋のとすき間でこのクレマチスが咲いていました。葉にはまだ水滴も残っており、雨上がりの静かな夕刻、しっとりとその美しい花を咲かせていました。アングルを変えて撮影した2枚です。


 


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