前回の病気の写真に予想外の「いいね」をいただけたので、調子に乗って今日は葉腐病(ラージパッチ)のパッチ症状が季節ごとにどう変化するかをご紹介したいと思います。撮影したアングルが一定でなく見にくいかも知れませんが、その辺はどうか脳内補正をしてご覧ください。
なお、2014~2015年の撮影とかなり古い記録になるので確かなことは分かりませんが、おそらく当時も薬剤防除はしていなかったかと思います。
1枚目の写真は4月下旬ですが、健全箇所のノシバが緑化しはじめている一方、パッチ内は冬枯れしたままで変化がありません。
3枚目は生育盛期となる8月中旬です。だいぶ再生していますが完全に塞がってはおりません。また、パッチ内の再生ノシバの方がまるで肥料を与えたかのように青々としているのが印象的です。それは4枚目の9月上旬でも、5枚目の11月上旬でも同様で、結局、パッチ内の裸地が完全に埋まることなく生育シーズンを終え、そのまま翌年(6枚目)の春まで引き継がれています。
最後の7枚目は上記写真の一覧です。
いかがでしょう。こうして見てみると、この葉腐病(ラージパッチ)の厄介さがよく分かる気がします。ただ、これらはあくまで薬剤防除をせずに放置した場合(たぶん)なので、有効な殺菌剤で適切に防除すればここまで症状が酷く(ダメージが大きく)なることはないはずです。今日の写真はあくまで「葉腐病(ラージパッチ)はここまで酷くしてしまうと自然回復はかなり難しいよ」という事例だとご理解下さい。ただ、これを機に、皆様には改めて「早期発見・早期防除」の大切さを再認識していただければと思います。