今日はベントグラスの様子を紹介します。撮影は昨日(4月21日)の午前10時半頃~です。この生産圃場には3面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
今回は、管理事務所裏手(北側)のベントグラス(品種名:DC-1)の生産圃場を訪れました。畑から北西に見える男鹿山塊には、まだ雪が残っていますが、寒地型芝のDC-1は、ご覧の通り綺麗な緑です(1枚目)。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
良く見ると、切り出しの際にソッド(切り芝)の長辺の長さとなる切れ込み(筋線)が、面積の半分程度まで入っています(2枚目)。
刈り込みもしっかり行われており(3、4枚目)、出荷の準備は万端といったところです。
4枚目の右の方には、茶色い物体がいくつか小さく写り込んでいますが、これは切り出したロール芝を積むパレットです。5~7枚目は、このパレットが置いてある、現在出荷中の畑の様子です。
以前は、トラックの荷台にロール芝を直接積み上げて配送することが多かったのですが、現在はパレットごと積み下ろしをすることがほとんどです。そのため、出荷中の畑にはあらかじめパレットを運び込んであります。
8枚目からは、生産圃場のある那須塩原市と、当社の本社社屋のある那須町の境を流れる、那珂川に架かる那須高原大橋からの風景です。
那須岳の雪もだいぶ少なくなり、河岸の木々は色付き始めました。田んぼには水が張られ、田植えが近いことがうかがえます。桜は終わってしまいましたが、移ろいゆく春の風景は、まだまだ目を楽しませてくれそうです。
撮影日の黒磯地域気象観測所 (アメダス)データ
最高気温:19.4
最低気温:5.2
日降水量:0.0
日照時間:12.4
最大風速:9.8