今日はベントグラスの生産圃場を紹介します。撮影は9月20日の午前11時頃です。この生産圃場には6面の畑があり、すべてベントグラスを生産しています。
昨日紹介したDC-1同様、こちらのベントグラス(品種名:962[きゅうろくに])も順調に出荷が進んでいて、出荷可能な面積がだいぶ少なくなってきました(1、2枚目)。
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ちなみに、1枚目奥は委託栽培のベントグラスの畑、2枚目奥はテスト栽培中のベントグラスの畑です。両者とも猛暑を乗り切って、962同様誇らしげに緑を湛えています。
3、4枚目は962の切り出し跡で、
5~10枚目はそこから切り出されたロール芝です。
床土が砂のサンド仕様なので、ベントグラスの葉の細かさも相まって、ロール芝も何となく上品な佇まいです。しかし、8枚目などを見ると、細かい砂のあいだにもしっかり根を張っていて、逞しさを感じます。
1つのロール芝(切り出した芝を丸めたもの)は、0.5平方メートル分(タテ170cm、ヨコ30cm)で、その重さは13kgほどになります。昨日の雨で床土が湿っているので、今日はもう1~2kg重いかもしれません。このロール芝をトラックで配送する際、以前は手積み・手降ろしが多く、それは大変な作業だったのですが、今はもっぱらパレット積み降ろしが主流です。この962もパレットに積まれており、午後にはトラックに載せられて、関東南部へと運ばれていく予定です。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。