ケンタッキーブルーグラスの穂が赤みを帯びる秘密――2021年05月18日のインスタグラム投稿

2021年11月26日金曜日

ケンタッキーブルーグラス ビバターフ 寒地型芝 芝生生産圃場 春の植物(3~5月) 西洋芝 那珂川 那須の植物 那須の風景

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今日も6枚ほど投稿します。昨日投稿したケンタッキーブルーグラスの穂の写真にコメントをいただいて、改めて1枚目の赤みを帯びた穂と2枚目に写るたくさんの緑白色の穂の違いについて考えてみました。

昨日は赤みを帯びた穂の方が見栄えがすると思い、1枚目に採用したのですが、思い返すと畑に赤い穂はほとんどなく、ほとんどが緑白色の穂ばかりでした。手元のイネ科図鑑を見ると、スズメノカタビラの穂がしばしば赤紫色を帯びると記載されていたので、もしやと思い、再び昨日の畑に出向いて写真の赤い穂を探してみました。無念にも刈り込みがなされた後で、当該の穂を見つけることは叶わなかったのですが、畑をくまなく探すと、ごく少数ですが、ケンタッキーブルーグラスの穂の中に赤みを帯びたものを発見しました。やはり、昨日の1枚目はスズメノカタビラではなかったようです。

1枚目の写真は少し赤みを帯びた穂の開花した様子です。開花しているものはわずかのようでしたが、長く垂れ下がった葯がかすかな風にひらひらと舞っていました。ぶれないようシャッタースピードを上げての撮影です。

2枚目は株状になって何本もの穂をつけたケンタッキーブルーグラスです。一つの個体からかは分かりませんが、放射状に穂を出し、そのいくつかが赤みを帯びています。ふと疑問に思って、1本の赤い穂をひっくり返してみたところ、なんと裏側(陽にあたっていない側)は他の穂と同様、緑白色のままでした。それが3枚目の写真です。かつて、ケンタッキーブルーグラスの葉が秋に紅葉するのを見て、葉の表側(陽の当たる側)が赤く、裏側が緑であることに気づいたのですが、これも同じようなことなのかも知れません。面白いものです。


4枚目から6枚目まではおなじみの那須高原大橋から撮影したフジの花です。那珂川に垂れ下がるように咲くフジや、針葉樹を覆い尽くさんばかりに咲くフジ、そしてむせ返るような濃厚な色のフジなど、藤づくしとなりました。少々くどかったかも知れませんね。ご容赦を。



 


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