芝生の害虫シバオサゾウムシ(第1回)――2021年04月27日のインスタグラム投稿

2021年11月22日月曜日

シバオサゾウムシ ティフトン芝 芝生の害虫 芝生生産圃場 西洋芝 暖地型芝

t f B! P L

今日は初めて害虫の写真を投稿したいと思います。ただ、虫が苦手という方もいらっしゃるかと思いますので、1枚目はタイトル写真にさせてもらいました。苦手でない方のみ2枚目以降をご覧ください。最初のご紹介は「シバオサゾウムシ」です。







 シバオサゾウムシはアメリカ由来とされる侵入害虫で、1964年のティフトン導入に伴って国内に入ってきたのではないかと言われています。最初に被害が確認されたのは1979年、沖縄においてのようですが、その後、西日本から東日本での発生が数多く報告されるようになり、今では芝生の重要害虫の一つとして挙げられるまでになりました。餌とする芝草はノシバ、コウライシバ、バミューダグラス類(ティフトン芝を含む)などの暖地型芝草のようで、実際、今回発見したのもティフトン芝をめくった時でした(2枚目)。書籍等で何度も写真は見ていましたし、いると話を聞いての探索だったのですが、発見した時は初見だったこともあっていささか興奮してしまいました。


 シバオサゾウムシはその名の通り、象の鼻のような長い口吻(こうふん)が特徴です(3枚目)。大きさは1cm程度とかなり小ぶりで(4枚目)、体色は黒~黒褐色とされています(注1)。夜行性とされ(注2)、昼間は土中に潜むのでなかなか発見は難しいかもしれませんが、暖地型の芝生で虫害らしい症状が発生した場合にはぜひ、この虫も候補に入れてみてください。
注1)発見した個体は赤褐色から茶褐色に近いので、体色にはかなり幅があるようです。
注2)昼行性と記述する文献もありますが、今回、芝生の上では見つけられませんでした。


 最後の5枚目は食餌植物の一つ、ティフトン芝と一緒のショットです。ティフトンの茎や葉のサイズと比較していただくと、この虫の大きさをよりイメージしやすいかと思います。

 


このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ