今日の投稿は、昨日撮影したベントグラス(品種名:シャーク)の様子です。
生産圃場のある那須塩原市戸田の辺りでも、ちょくちょく最高気温が30度を超えるようになってきました。寒地型芝草のシャークにとってかなり厳しい、日本の暑い夏がこれからやってきます。その直前である今の様子はどんなものか、真夏のような日差しが照り付ける午後の2時頃に行って撮影してきました。
1枚目は、畑の入口で咲いているタチアオイです。
(※画像はクリック / タップで拡大表示できます)
どういう経緯でここに根を下ろしたのかはわかりませんが、今年も綺麗な花を咲かせてくれています。タチアオイの奥に広がっているのが、養生中のシャークの畑です。今年の3月16日に播種した畑で、若々しく明るい緑の葉が、日の光に照らされて輝くようです(2、3枚目)。
ただ、ご覧の通り芝生としては、まだまだ不均一で荒々しい印象です。当社のサンド仕様のベントグラスは、播種から商品として出荷できるようになるまで、1年半ほどかけて仕上げていきますので、種をまいてから4ヶ月にも満たない若いシャークでは、いささか見てくれが悪いのも致し方ないところです。
そして、4枚目から7枚目が現在出荷中のシャークの様子です。前の2枚と比べると、その差は歴然といった仕上がり具合です。今のところは暑さにも負けていないようで、一安心です。
8枚目は、同じ出荷中の畑を北側から撮った写真です。直前まで刈り込み作業をしていて、芝生に綺麗な縞模様が出来ていました。これだけ広面積のベントグラスのゼブラカットは、なかなか見られないのではないでしょうか。
9枚目は、畑の東側にある雑木林を撮影したものです。ふと目を遣った際に、なんとなく夏の雰囲気を感じて撮影したのですが、よく見ると子どもの頃の通学路に似ている気がするので、夏休み前のウキウキが思い出されてそう感じたのかもしれません。
10枚目は夏の雰囲気つながりで、那須高原大橋のたもとにあるポケットパークから那須岳と那珂川を撮った写真です。遠く霞んだ山々と、鮮やかな水田の緑が田舎の夏を思わせます。じつにのどかですね。
それでは今週はこの辺で。
皆さま、良い週末をお過ごしください。